HAPPY LIFE

幸せに、充実した人生を生きるために

アトピーから学べている事

1年前、2013年7月までの私は、全身ほとんど汗がかけない体でした。
しかも、汗がかけたとしても、汗に含まれる塩分が皮膚の傷にしみて
それが余計かゆみを誘発するので搔き壊して悪循環。
さらにはシャワーを浴びてもその水がそもそも傷にしみるのでシャワーも嫌い。
だから、汗はできればかきたくありませんでした。
そのためになるべく冷房も使うようにしてましたね。
知っていますか?汗がうまくかけないと、体温の調節がうまくできないんです。
だから、今までの私は夏の暑さの中でも手の平はそんなに暖かくなくて、ちょっとした冷房の風ですぐに寒気を感じるほどだったんです。夏でも長袖、これが今までの私の常識でした。
 
しかし、今現在の私は違います。
手のひらは常に暖かいし、上半身はだいたい汗がかける皮膚になってきました。
皮膚の傷も減ったので汗をかいてもしみません。
少しくらい外が暑くても、汗をかきながら大好きなお散歩が楽しくできます。
次の目標は、太ももとすねのあたりに汗をかけるようになることです。
 
 
1年前の状態から今に至るまでにやったことは沢山あります。
今までの人生で一番効果があるとも感じています。
やったことは、
・心から信頼できる医師のところへ通院し、指導された通りにステロイドを使用している
・半日断食を続けている
・ドイツ式リンパでデトックスしている
・なるべく汗をかくようにしている
・ストレスをためないような選択・生活を心がけている
・良質な水・食べ物をとるようにしている
などなど
 
 
思えば今までアトピーには多額の費用をかけてきました。
発症したのは小学校低学年のとき。
よくありがちな、肘の内側のところや脇、膝裏、脚の付け根などに出ました。
そこからというもの、高校時期に一旦落ち着いたものの大学生で一人暮らしを始めたら
一気にアトピーは全身まで広がり、初めて顔や指にまで出ました。
さすがに治したくてあがきました。
時にはステロイド、時には漢方、時には民間療法。
毎月3000円〜最大10000円の出費が続く事も何年もありました。
医療費として合計したら数十万は使ったのかな。
そのお金の使い方はすべて「対処療法」として、皮膚に塗るとか、薬を飲むとか、アトピーの症状を抑える方法に対してでした。
 
 
そんな私は、最近少しずつ医療費への考え方が変わってきています。
 
 病気になったら病院に行って薬をもらう。
 
これほど当たり前な事はないとおもっていたけれど、
世の中にはそうでない考えを持つ人もいるということを知ったから。
 
体・病気に大きく影響を与えているものの一つには、食事など日々体に入れるものが挙げられるでしょう。
これの質を変えるだけでもだいぶ体は変わるらしいと、いろんな人が言っています。
私はまだそれを試している最中だけれど(しかも完全でもないけれど・・・)、
治るかどうかもわからずにどうせ数十万使うなら、医療費として(対処療法として)ではなく良い質の食事や良い質の水に(根本治療に)使いたいと思うようになりました。
 
幼い頃に親に教わった言葉があります。
 
 「安かろう悪かろう」
 
安い物を買う事は、高い金額との差額を他の物に回せるので得に感じますが、
その代わりに実は何かを諦めているのかもしれません。
高い物を買うときもまた、何か(他の欲しいものなど)を諦めてそれを手に入れているのでしょう。
 
もしもその諦める物が、今目の前には見えない「将来の自分の、より健康な体」であるのだとしたら、少しでも能う限り、今目の前に見えている他の物を諦める方を選択をしたいと思い始めています。