また一つ好きになった自分
如月です。
今日の帰りのバスのことです。
仲良しなおばあさま方2人が乗って来られましたが生憎隣り合った席に空きがなく。
やむなくお二方は離れた席に座りながらも、大きめの声で会話を楽しまれておりました。
それから5分ほど経ちましたでしょうか。
突然男性が大声で
「ちょっと静かにしてもらえませんかねぇ!!」
と主張されました。
和やかに感じられたバスの中の雰囲気は一気に張り詰めたようでした。
そのときなぜか私は笑顔になったのです。
和やかな微笑みとでも言いましょうか。
はじめはその理由のほどがわかりかねておりましたが、ほんのしばらく前にたまたま読んでおりました本の内容に考えが及びまして、
あぁもしや
私自身が笑顔になることで、張り詰めたこの場の皆様のお心を少しでも和ませることができれば
と、そう体が反応したやもしれぬと、そんなところに辿り着きました。
また一つ、自分自身のことが好きになったのでした。